キュレーターAYAのアートとインテリアと子育て

美術館などのアートや映像のキュレーター・プロデューサーを10年以上。インテリアや子育てのブログです。

空間の違和感を消す

私は、美術館やギャラリーなどで、アートや映像作品のキュレーションの仕事を10年以上してきています。

 

展示空間を作る時、展示のコンセプト(物語を作るような感じです)を考え「作品をよく見せるための空間を作る」のが第一ですが、

同時に「いかに余計なものを消すか」「違和感をなくすか」がとても重要だと考えています。

 

例えば展示空間だと•••

 ◆映像作品を上映するとき、いかにコード等の配線を床下や壁に隠すか。

(美術館の床は、空洞になっていて、床を外して配線が隠せるようになっていたりします。)

 ◆絵を飾るときは、かけているヒモや壁に打ち付けているビス等を見えなくするか。

 ◆壁面や空間に対して、額の色や質感、厚み、額装の仕方はしっくりくるか。

 

そして、展示空間でも自宅のインテリアでも「余計なもの」「違和感」が私は気になって気になってしょうがないタイプ、、、空間にマッチしていないものがあると、気になって気になってしょうがなくなってしまいます。

 

自宅を片付けたり、絵を飾ったり、インテリアを整えるときは、「違和感をなくす」ことを考えています。

人のおうちのインテリアのお仕事の時、すでに出来上がっている空間を調整するときなども、空間に入った瞬間に自分が違和感を感じる箇所を変更していきます。

 

ただ、この違和感は人によっては全然感じないとのこと(私の夫はある程度片付いている空間であれば、どんなところでも違和感を感じないようです)。この「違和感」を感じる力は経験と、元々生まれた時から備わっている素質のようなものな気がします。この力が、人よりも強いんだろうなと感じています。

おもちゃと本を保育園へ

保育園にお渡しするおもちゃ
息子(2歳7ヶ月)が使わなくなったおもちゃを、保育園にお渡しする事にしました。(保育園に事前に確認済みです)

卒業したベビーグッズなどは、できるだけお友達にあげて、引き取り手がないものは保育園や福祉施設などにお渡しするようにしています。

 

今回保育園にお渡しするのは、

◆0-1歳の頃に沢山読んだ指人形絵本

◆妊娠後期に購入した白黒で描かれたオブジェが美しい絵本•••

◆メルカリで購入した時に、沢山届いたキッチングッズ(食べ物など)の一部

 

思い出深いものばかりですが、息子は最近は幼児向けの本を読んでいるし、おもちゃもレゴやプラレールなどに移行しています(最近のお気に入りの本は「ふみきりくん(えのもとえつこ 文/鎌田歩 絵/福音館書店)」。息子が本屋さんで、自分で選びました)。

 

そして、何より、記憶や写真、動画の中には残っています✨

 

沢山のちびっ子に遊んでもらって楽しんでもらえますように!